理学療法士のこうすけです。
今回は、NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3つのNISAの中の、NISAとつみたてNISAについて解説していきたいと思います。
Contents
NISAとは
本ブログでは、お金持ちになる方法として投資が必須であると言っているわけですが、本来投資で得た利益に対して、約20%税金がかかります。
この20%の税金をNISA口座で購入した年間120万円までの金融商品(株・投資信託など)の範囲でゼロにしますというのがNISAという制度です。
そして、NISAと大まかなルールは変わらないものの、年間投資額が40万円、非課税期間が20年となり、積み立て投資(毎月一定額を投資に回すこと)に特化したものをつみたてNISAといいます。
例えば、NISAで2019年に120万円分株式に投資したとします。
そして、5年間に120万円が180万円に増えたとしましょう。
すると180−120=60万円
この利益に対して約20%の税金がかかるので、60万×0.2=12万円が税金として取られてしまいます。
この12万円がゼロになるというのが、NISAという制度です。
我々はつみたてNISAを選ぼう
NISA、つみたてNISA両方とも非常に良い制度なのですが、本ブログではつみたてNISAをオススメしています。
つみたてNISAをオススメする理由
オススメする理由① 非課税期間が20年ある
まず一つ目は、『非課税期間が20年ある』ということです。
以前にも書いた通り、投資で勝つための原則の一つとして、長期投資が重要になります。
NISAでは非課税期間が5年と長期投資には向いておらず、20年間の非課税期間を設けているつみたてNISAの方が本ブログが提唱している方法には向いていると言えるのです。
オススメする理由② 理学療法士の収入で毎年NISA枠を使い切るのは難しい
理由の二つ目は、『理学療法士の収入で毎年NISA枠を使い切るのは難しい』ということです。
理学療法士の収入はおおよそ年収450万円〜500万円程度であるため、だいたい付きの手取りは20−25万円程度の方が多いと思います。
その中から、NISA枠を使い切るとなると、毎月10万円(収入の40~50%)を投資に回すこととなり、これは相当な節約マインドが無いとなかなか厳しいのでは無いかと思います。
一方、つみたてNISAでは年間40万円が上限なので月に換算すると33333円となり、比較的現実的かなと思います。
夫婦で行う場合は、年間で120万円程度の投資額になることも十分に考えられますが、その場合、夫婦二人でそれぞれつみたてNISA口座を開設することで、80万円までは非課税で運用可能になりますし、iDeCoも使用すればさらに二人で毎月46000円(一人23000円)分投資可能となり、年間で1352000円分投資可能になるので、多くの方はつみたてNISAが良いかと思います。
オススメする理由③ 合計非課税額がつみたてNISAの方が多い
3つ目は『合計非課税額がつみたてNISAの方が多い』ということです。
NISAは年間120万円×5年=600万円分の投資額が非課税になるのに対して
つみたてNISAは40万×20年=800万円の投資額が非課税になり
200万円分非課税での投資額がつみたてNISAの方が多いのです。
当然非課税になる額多い方が、資産を増加させるスピードも早くなるため、やはりつみたてNISAがオススメです。
つみたてNISAの設定方法
①証券会社の口座を開設する
まず、証券会社の口座を開設する必要があります。
オススメはSBI証券か楽天証券です。
詳しくは↓からどうぞ。
②つみたてNISA口座の開設を申請する
基本的には、証券会社の口座を開設する際に、同時につみたてNISA口座の開設も、可能ですが、先に証券会社の口座を開設した方は、その証券会社からつみたてNISA口座開設の申し込みをしてください。
③つみたてNISA口座開設完了(申請から約1ヶ月)
申し込みからおよそ1ヶ月でつみたてNISA口座の開設が完了になり、利用が可能になります。
まとめ
NISAは非常に優れた投資家のための節税制度です。
その中でも、つみたてNISAは我々のようなサラリーマン投資家にとってうってつけの制度となります。
このような制度を駆使して、資産をどんどん増やしていきましょう。
参考になれば嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。
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