スポンサーリンク
こんにちは。
理学療法士のこうすけです。
今回は
TKA後のCPM(Continuous Passive Motion)の効果について検証した論文を紹介します。
これは、2019年にXia Yangらが行ったシステマティックレビュー(メタアナリシス)でして、
3334の論文の中から採択された16論文1224人の研究結果になります。
結果は
CPMは、TKAオペ後の患者の可動域、機能(TUG,WOMAC,KSS)の改善は期待できず、入院期間、有害事象においても特に現象は見られなかった。
となりました。
CPMはやってもやらなくても変わらないなーという結果になったわけですね。
まだ、CPMを積極的に行っている病院も多いので、術後早期のとても痛い時期にわざわざやる必要はないかもしれないということですね。
ただ、2019年に発表された論文なので、これから広まっていくのではないかと考えています。
参考文献
YANG, Xia, et al. Continuous passive motion after total knee arthroplasty: a systematic review and meta-analysis of associated effects on clinical outcomes. Archives of physical medicine and rehabilitation, 2019.
スポンサーリンク
スポンサーリンク